新NISA 3年目。銘柄選びと「人口」の理屈

資産形成への道

新NISAが始まって、もう3年が経つ。 私はこの制度を使い、毎月一定額の積立を続けている。27歳で1,800万円という資産を作ったが、現在も「S&P500」と「オール・カントリー(全世界株)」を、よくわからないからという理由で両方買っている。

一般的に、オール・カントリーは分散が効いており、リスクとリターンのバランスが最適だと言われている。一方で、全世界の株式の半分以上はアメリカ企業で構成されている。そのため、よりアメリカに集中したS&P500は、リスクは高くなるが、その分高いリターンも期待できる。

正直なところ、どちらを買っても正解だと思う。 それでも私が両方買っているのは、自分の選択に後悔したくないからだ。S&P500の方が成績が良い年もあれば、その逆の年もある。どちらか片方だけに絞らなければ、「あっちを買っておけば良かった」という迷いや損をした感覚がなくなる。

銘柄の選択において、私が一貫して日経225などの日本株を買わないのは、人口が増えれば自然と消費も労働力も増えて経済が回り、逆に人口が減れば自然と経済が衰えるという理屈を信じているからだ。

人口減少を跳ね返すほどの強い経済力を持つ国もあるのかもしれないが、私にはそれを調べる手間も、実際そうなるかを見極める術もない。わからないことに時間を割くよりも、出生率の推移や人口予想で「今後どうなるか」がはっきりと分かっているデータに従うほうが合理的だ。

だから私は、今後も人口が増え続けると予想されているアメリカや、世界全体に投資をしている。

あらかじめ決めた「毎月積立」という作業を淡々とこなしていく。 この数字が増えていくことは、現実世界において、働かなくても良い自由が確保されていくことを意味している。

私はまだ、理想とする「ほとり」に立っているわけではない。 けれど、人口動態という確実な予測に基づいて積み上げたこの数字が、今の私の生活を支えている。

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